【COVID-19】新型コロナウィルスが物質の表面に残る時間(随時更新)

新型コロナウィルスが物質の表面に残る時間,Time for new coronavirus to remain on the surface of substances,新冠病毒在物质表面的残留时间
❞ https://news.yahoo.co.jp/

    上記が4月12日までの情報でした。しかし、香港大学のレオ・プーン教授が率いる研究チームは、微生物に関する医学専門誌である「ランセット・マイクローブ」に載せた論文の一部によりますと、新型コロナウイルスは温度による変化が実証されていました。

●室温4℃ ⇒ ウィルスが非常に安定し、14日経っても感染力が変わらない
●室温22℃ ⇒ 7日後でも検出したが、14日後は消失した
●室温37℃ ⇒ 2日後には検出しなくなった
●70℃を設定 ⇒ 5分で検出しなくなった

    関係者の皆さん、新型コロナウィルスの温度に対する反応は、2月以前にはわかっていたと思います。香港大学の研究結果からも言える事は、夏までに抑え込まないと、冬を迎えれば、また大きな犠牲が伴ってしまう恐れがあります。

    感染者を治療する為の医療関係者だけでなく、そろそろ政府は優先して、感染学専門家と夏までにウィルスを抑え込む対策、経済専門家と社会の大きな変化への対処を、本気に取り組むべきではないかと思います。

    日本は、政治判断がいつも遅い気がしています。2019年末頃、中国で広がった感染者と症状などの情報は、既に中国語サイトに多く出ていましたが、それを参考にした対策が延々と出ませんでした。決断すべき事項も他国の状況を見てから判断していますので、あらゆる事が後手後手にまわってしまうイメージがあります。

    5月に、FCCR(ソリア地方貯蓄銀行科学財団)が英国病院感染学会誌に載せた記事には、新型コロナウィルスの残存時間に関し、以下のような情報を公開しました。(ナレッジキャピタル

新型コロナウィルスが物質の表面に残る時間,Time for new coronavirus to remain on the surface of substances,新冠病毒在物质表面的残留时间

    どうやら新型コロナウィルスにとって、22℃までは快適な環境らしいです。

    アイルランドの NEXU Science Communication では、7日経つ医療用マスクの表面から、新型コロナウィルスが検出された事もありました。

    本記事は、今後新しい情報がある場合は、随時更新して行く予定です。

    前回の記事「【COVID-19】新型コロナウィルスはどうやって感染が広がるかを改めて確認しょう」と併せて、新型コロナウィルスの特徴をある程度把握する事ができます。その上、如何にして自分自身と大切な人たちを守って行くか、しっかり予防と対策を考えて行きたいと思います。


     若い皆さんも注意して欲しい、海外では、子供や若者が重症化する症例もあります。しかし、若者が重症化する要因はまだ判明できていません。そしてタイプの違う新型コロナウィルスが、いつ海外から入って来るか、人の流通がある限り、必ずリスクは存在します。

    先祖たちが残してくれた言葉に「油断大敵」があります。リスクを認識し、慎重に予防策を講じる事は、決してネガティブな感情ではありませんので、1年くらい外出や遠出を控え、友人とはモニタで盛り上げて、未来をウイルスに賭けないで下さい。