【COVID-19】新型コロナウィルスはどうやって感染が広がるかを改めて確認しょう(随時更新)

新型コロナウィルスの感染経路と広がる方法を確認する,Confirm the infection route and spread method of the new coronavirus,确认新型冠状病毒的感染途径和传染方式


    これまで、人類が遭遇したウイルスの感染ルートには、以下のようなものがあります。

●空気感染
    空気中に飛び出したウイルスが1m以上を超えて人に感染
●飛沫感染
    クシャミ等で細かい唾液に包まれたウイルスが2m位の範囲で人に感染
●接触感染
    皮膚や粘膜の直接な接触又は物体を介して間接的接触で人に感染
●経口感染
    ウイルスや細菌に汚染された加熱不充分な食物又は手指経由人に感染

    大抵の場合、それぞれのウイルスには特徴的な感染ルートがあります。例えば、毎年子供の間で感染する事で周知されているノロウイルスは、経口感染によるもので、食品管理と調理過程における衛生管理、その食べ物を口にする人の手指の清潔管理によって、かなり感染を避けられると言う事がわかっています。

    また、毎年冬の時期に流行するインフルエンザも、飛沫感染と接触感染のルートが解明されているので、ある程度対応策を講じる事ができ、またワクチンも存在しているので、予防注射と言う選択もあります。

    それでも、毎年インフルエンザウイルスは変化し、現在は多くの型が存在しています。インフルエンザで毎年、依然多くの尊い命が奪われ続け、人間とウイルスの戦いを象徴しているようなウイルスです。

    しかし、今回の新型コロナウイルスは、ちょっとわけが違います。既に周知された飛沫感染、接触感染以外に、空気感染に近い新しい概念の「エアロゾル感染」が起きている事が分かっています。(FNNプライムオンライン)

●エアロゾル感染 ⇒ 空気感染とはどう違いますか?

    空気感染は唾液等が乾燥しても、ウイルス単体で空気中に浮遊し、人に感染する事です。エアロゾル感染とは、飛沫の水分が乾いた飛沫核と言う5μm以下の細かい粒子で、3時間程度の感染力を持ちながら、数十メートルに渡って空気中に浮遊し続けられる事で、人に感染する事です。(CLINIC FOR)関係があるかどうかはまだ不明ですが、感染経路不明な感染者も増えているのが事実です。

    つまり、新型コロナウイルスはほぼ全ての感染ルートを使って、人に感染させる事が出来ると言う、史上最悪のウイルスと言うわけです。この史上最悪のウイルスに対して、感染拡大を防ぐためには史上最大な防衛手段が必要となるわけです。

    しかし、年齢別症状や若者の感染が極少と言う情報に踊らされて、危機感がないまま、特に夜の街の若者は従来と同じスタイルで活動し、東京はあっと言う間に「第二波」に突入すると言う厳しい現状を迎えてしまいました。

    検査体制が改善されて、検査する事で無症状の感染者がわかったので、感染者数が急に増えたと、メディアでちらほら聞こえてきますが、無症状感染者も人を感染させる事がわかっているので、考えれば考えるほど、何が言いたいのか、理解に苦しみます。

    ただ、現在新型コロナウイルスには7タイプのものがあり、それぞれ症状が異なっているような情報をネットで見ましたので、その件は追って調べたいと思います。

    最善の対策は再びステイホームですが、既に経済的に大きなダメージを受けた各国政府は、これ以上経済活動を止められません。東京都は感染拡大状況を「警告」し、不要不急の外出を自粛するよう、国民に要求していますので、後は、一人一人が正しい判断をする事に任せている状況です。

    単純に計算しても、発症前の自覚がない感染者が1人いれば、およそ10人は接近による感染者となり、次の日にはその10人がそれぞれ症状がなくても、別の10人に感染し、100人となります、その次の日には、1000人に感染します。1週間後は?1ヵ月後は?類推できますね。

    厄介なのは、感染してすぐに症状が出るわけではなく、長い場合は2週間も人の体内に潜っています。人によっては最初に軽い症状がありますが、通常の風邪と似ているので、気にしないでいると、ある日突然重症化する恐れがあります。そんな「ゲリラ戦」は、このウイルスが完全に収束するか、ヒト免疫によって弱体するかまで、続くのです。

    新型ウィルスの感染が広がるルートを説明しても、いまいちピンと来ないかも知れません。何故なら、これは余りにも非日常な事であるからです。ここからは視覚的に理解できるように、関係画像を集めて見ましょう。

スーパーコンピューターによる飛沫実験とマスク有る無しの違いを見る



    飛沫の動きが良くわかるようになっているので、参考になると思います。

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    飛沫が多く飛ぶのは、やはりクシャミの時です。特殊カメラで実際に飛沫を視覚したNHKの動画がありました。マスクをしていない左の画像と、マスクをしている右の画像では、同時にクシャミをしていますが、飛沫の状況は全く違いました。

    You Tube 以外のサイトでは貼り付けが出来なかったので、本編動画はリンク先をご覧下さい。

NHKの実験動画で確認できる接触感染による拡大

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    ご存知NHKの動画を別サイトで共有できない設定なので、一部キャプチャ画像を引用しての説明になりますが、本編の動画はリンク先で御覧願います。

    何をしたかと言うと、ビュッフェ会場の一人だけ、手にウイルスを見立てた蛍光塗料を塗り、ごく普通に会話を楽しみながら食事をみんなでして、30分後にブラックライトに切り替えた所、これだけ会場に蛍光塗料が広がっていました。

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    こちらは会社のオフィスでの実験でした。本編の動画はリンク先でご覧願います。

    ある一人の机に蛍光塗料を一度スプレーして、1時間仕事した後にブラックライトで見ると、全くスプレーされた人と会話していないOLの電話も、薄っすらと光っていました。これがウイルスなら、どうなりますか?

    日本企業の真面目な管理者の皆様、従業員と家族の安全を守る責任を負いながら、今も通勤を命令していますが、その責任、本当に負うつもりはあるのですか。デスクワークの殆どはリモートで出来るものですが、面倒で管理し難いと思っていますか?新しい学びが必要かも知れませんが、リモートワークは難しくないです。それよりも、命が重要ですよ。

    他にも感染の恐れがある電車、トイレ、外出中に使ったスマホ、カバンの表面、全てが注意対象となります。これがメディアで何度も聞く、新しい社会生活に変化すると言う事です。

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